楽天Q1の外貨取引高Q4から40%増、純利益減少

by Forex Magnates at 13 May, 2016 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 国内業者 | 国内総合
東京証券取引所での楽天CEO三木谷浩史(写真:ブルームバーグ)

東京証券取引所での楽天CEO三木谷浩史(写真:ブルームバーグ)

ほぼ¥1兆7500億($160億)の時価総額でティッカー4755で東京証券取引所に上場している日本ベースの大手インターネット企業、楽天株式会社は、今日、今年3月に終わる第1四半期(Q1)の連結財務を報告した。昨年第1四半期に比べてキー操作指標の成長を報告しながら、当期純利益は四半期減少を示す。

グループの子会社の一つである楽天証券は日本最大のFXブローカーの一つであり、香港を含めた地域で営業している。これはほぼ一年前のFXCM事業の一つの買収に続く。

FXは第4四半期から40%ジャンプ
楽天株式会社は、FX取引や楽天銀行を通した銀行業務を含む70以上のグループサービスを持つ多様なインターネットビジネスのラインを介して1.08億以上のクライアントのニーズに応えている。

同社の提出書類からの抜粋は、その子会社、楽天証券のFX取引高が昨年第1四半期に比べて19.4%増加して今年第1四半期には¥108兆に達し、昨年第4四半期からは¥31兆以上で成長し前期比41%増を持つとした。

出典:楽天

出典:楽天

前年比アップ、前期比ダウン
楽天株式会社はIFRS基準のもとで連結業績を報告し、売上高は¥1,803億($ 16.5億)であった。前年比は13%以上の増加だが、今年第1四半期の¥229億($ 2.1億)の営業利益は昨年同期に比べると21%低かった。非GAAPベースの営業利益は¥267億($ 2.45億)で、前年比は依然として16.8%減だった。

そのキートップライン財務の第1四半期の減少の結果、同期の純利益はほぼ¥117.5億($ 1. 07億)、前年比は17.8%減となった。同社の第1四半期の一株当たり純利益(EPS)はわずか¥8.2となり昨年第1四半期に報告された¥10.66から減少した。

同社の銀行業務を受け持つ楽天銀行の営業収益と利益に関連するラインアイテムは幅広く増加し、第1四半期のIFRSベース営業収入は¥163億($ 1.49億)で、前年比と前期比はともにプラスとなった。

楽天証券はMT4を提供
また、同社のFX取引部門は8月までにメタトレーダー4(MT4)取引を提供し始める計画を発表し、製品提供についてクライアントに通知するために、よくある質問に対する回答のシリーズ(FAQ)を用意している。

同社の証券部門は第1四半期売上高の¥121.6億($1.11億)を示し、これは前期からほとんど変わらなかった。まだ¥46.6億の営業利益は前期比(QoQ)20.4%減となった。

楽天証券の収益および営業利益は、今日報告された今年第1四半期を含んだ直近の8四半期を含む同社の2016年第1四半期収益プレゼンテーションのスクリーンショットで下に見られる。

出典:楽天2016年第1四半期財務プレゼンテーション

出典:楽天2016年第1四半期財務プレゼンテーション

第1四半期の市況
同社の決算発表は、課題をもちながらも賃金や雇用条件での緩やかな回復を続けている日本経済の低迷に加えて米国の金融政策正常化と原油価格の減少の影響も市場環境に関して考慮されるべきであると指摘した。

これらの課題にもかかわらず、楽天グループは、2月に発表されたその成長行動計画に向けて企業内のVision2020戦略を推進するなど、更なるステップを行っていると述べた。楽天の株価は、ニュースの後の本稿執筆時には1.25%ダウンだった。

フィンテックとVision2020
楽天はまた、昨年、新しい金融技術への投資に専念した関連ファンドを立ち上げた後、そのフィンテックセグメントについて報告した。楽天市場がほぼ3%の増加後第1四半期の終わりに市場シェアがほぼ83%となったのに伴い、同社は、ヤフー、アマゾンなどの主要なE取引業者に対してカードワレットシェアで先頭に立っている。

楽天の第1四半期の決算発表から抜粋された下の表では、第1四半期のの営業費用の内訳と前年比を見ることができる。

出展:楽天

出展:楽天





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