テックビューロとロックオンが、ポイントシステムへのブロックチェーン適用実験に成功

by Forex Magnates at 12 May, 2016 カテゴリ: 国内総合
写真:cash

写真:cash

5月12日、プライベート・ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin(ミジン)」を昨年秋に発表したフィンテック・スタートアップ企業、テックビューロ株式会社(大阪府大阪市)が、株式会社ロックオン(大阪府大阪市)と共同で実施していたポイントシステムへのブロックチェーン適用に関する実証実験に成功したことを発表した。

 

プレスリリースによると、「2016年4月、ロックオンが提供する日本No.1EC構築オープンソース「EC-CUBE」の最新版である3系において、ポイント管理部分をmijinプラグインとして動作させる形で、動作検証を実施」「その結果、当初想定していた高負荷での有用性に加えて、複数ECシステムからのセキュアでリアルタイムな情報更新が可能であり、これからのオムニチャネルEC時代でのインフラ基盤になり得る技術である基礎的な確認を終えることができました」

 

ブロックチェーンは、複数のパソコンをチェーンのように繋ぎ、取引記録を共有する“分散型台帳システム”。一カ所で管理する従来の中央集権的システムと比較して、高セキュリティ・スピーディー・低コストである点が大きなメリットとして期待されている。当初は金融取引における利用が想定されていたが、最近では社会インフラや不動産登記、医療など他分野への応用も期待されている。

 

テックビューロは「mijin」の発表以降、大手からスタートアップ企業まで様々な金融・IT企業と事業提携を結んできた。提携先には、ロックオンの他にフィスコやインフォテリア、さくらインターネットなどの企業が名を連ねる。同社は先月末にも、電子マネー事業を展開するアララ株式会社(東京都港区)との事業提携を発表したばかり。ブロックチェーンを活用することで、同社の電子マネー事業の強化を図るのが狙い。

 

「mijin(ミジン)」は、銀行による実証実験の結果改ざんできないことがすでに証明されており、実用レベルに到達している。銀行の勘定システムに続き、ポイントシステムにも適用可能であることが今回証明されたことになる。「mijin本体のオープンソース化と有償ライセンスの正式発売前である2016年5月18日より、mijin利用を前提とした製品「ASTERIA WARP専用mijinアダプタ」が提携先のインフォテリア社より発売」される予定。

 

 





コメントはまだありません.