米国のフィンテック規制がまとまりつつある?新白書がまもなくリリース予定

by Forex Magnates at 30 March, 2016 カテゴリ: 海外総合

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Photo: Jeff Patterson

今週は、米国におけるフィンテック規制強化を求める声がこれまでよりもいくぶん目立った。このところ、米国内でフィンテック産業が急激に発展していることを受けて、同産業の取締りを目的とする新フレームワークの構築を求める圧力が高まってきている。

 

今週木曜日、通貨監査局(OCC)はフィンテック業界の規制に関する白書を発表する予定。この白書は、オンライン・レンディング事業から仮想通貨まで、フィンテック関連の企業や商品についてのガイドラインを定める。しかし、今回の白書は、上記のジレンマを払拭し、同業界にまん延している問題について取り組む試みとしては初の事例である。そのため、初回から具体的かつ明確な解決策を多く導き出せるとは考えられない。

 

したがって、米財務省傘下の独立機関である通貨監査局は上記白書の発表後に質疑応答の機会を設け、そのフィードバックに基づき最終的にガイドラインと規則を制定すると考えられる。上記白書は、どのようにして新しいフレームワークを通貨監査局内に構築すべきかについて実りある議論を交わすことを狙いとしている。

 

このところ、米国内外の多くの規制機関はフィンテック産業に焦点を当てているようだが、これまで機関同士の提携や規制についてはごくわずかしか発表されてこなかった。米国の数少ないイニシアティブの中でも特筆すべきなのは、消費者金融保護局(CFPB)が実行中のものである。同局では、“Project Catalyst(プロジェクト・カタリスト)”と呼ばれるプログラムを発足し、同局によるノンバンク規制の対象となるフィンテック企業への監視を強化している。





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