CySEC年次報告書「キプロス投資会社への罰金が265万ユーロを記録」

by Forex Magnates at 23 March, 2016 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連

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Photo: Bloomberg

キプロス証券取引委員会(CySEC) が2015年の年次報告書を発表した。同報告書によると、サイト・チェックなどの取り組みを強化した結果、CySECが投資会社から回収した罰金が大幅に増加し総額170万ユーロ (190万ドル)に達したことが明らかになった。

 

また、キプロス投資会社(CIF)に対しCySECが課した罰金は685,000ユーロ増の総額265万ユーロ。2015年のCySECは、年間を通して積極的に監視を強化してきた。しかしながら、キプロスを拠点とするブローカー会社の顧客の多くが、依然として本当に自分の持ち分がきちんと管理されているのか疑わしい状態に陥ったままだという。

 

キプロスのある大手ブローカーが営業停止するリスクもあり、投資家保護制度の前に立ちはだかる課題は依然として山積みだ。顧客は適切に保護されているとは感じていないのではないだろうか。一部のブローカー会社は、他の代替保険スキーム頼りにもなっている。ちなみに、このような措置はキプロスだけのものではない。英金融行為監督機構(FCA)監視下の企業もこのような制度を利用しているのだ。

 

多数の企業がCySECによる制裁を受けたが、キプロスのブローカー会社の不正によって発生した損失の補償を受けた顧客はそう多くないという。欧州証券市場監督局(ESMA)からのプレッシャーの高まりを受けて、CySECは多くのバイナリーオプション及びFXブローカー会社に対し調査を実施している。

 

キプロスのバイナリーオプション会社に対する苦情が殺到したため、CySECは多数企業を対象に、大規模な調査に乗り出さざるを得なくなった。CySEC はバイナリーオプション会社向けに特別ガイダンス・ルールのリストを発行、これにより短期バイナリーオプションなどの多くの問題行為に対する監視を強化する狙いだ。

 





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