英リサーチ会社「2016年のボラティリティは英OTCレバレッジ取引に好影響」
英国・豪州で事業を展開するリサーチ会社Investment Trendsの最新データによると、2016年のグローバルマーケットで既に始まっているボラティリティ上昇が、英国店頭取引(OTC)レバレッジ・トレーディング業界に好影響を及ぼす見通し。この予想は、昨年同社が英国内の11,000名以上のトレーダー・投資家を対象に実施した調査報告書に基づいている。
また、この最新データでは、ブローカー間での口座乗換えの数が増加傾向にあるため、ブローカー会社は既存顧客との関係強化を図るべきだとも指摘している。顧客満足度を高めることや、ブランド力の強化などが新しいチャンス獲得のカギになるという。
Investment TrendsシニアアナリストのUwe Helmes氏は、この最新データについて次のようにコメントしている。「“スイッチャー(口座乗り換えをする顧客)”の存在は、FX市場の全ての事業者にとって絶好のチャンスと言えるでしょう。なぜなら、スイッチャーの多くが口座乗り換えを希望しているけれども、まだどの会社にすべきか決定していないのですから」
Investment Trendsによると、FX・CFD・スプレッドベッティングの分野で顧客満足度が最も高い会社は、CMC、OANDA、SAXO。一方、ブランド認知度が最も上昇したのは、Plus500、次いでFXCMという結果になった。
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