ブルームバーグが新しい流動性管理ツールを発表

by Forex Magnates at 10 March, 2016 カテゴリ: 海外総合

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Photo: Jeff Patterson

ブルームバーグはこのたび、新たな流動性リスク・アセスメント(LQA)ツールを発表した。機械学習技術を応用した同社の包括的データ機能を集約したもので、流動性に直接影響を及ぼす要素を確認できるという。

 

LQAは、ブルームバーグのデータストリーム及び量的モデル、そして機械学習技術の応用という2つの支柱から成り立っている。透明性の面で劣ると言われる特定の市場(債券など)の性質を考慮すると、同グループが流動性管理に力を入れることは、取引所の運営者側、そしてリテール・機関投資家両方にとって重要なことだと言える。

 

LQAでは、機械学習技術やクラスタ分析などのメソッドを活用し、トランザクション・データの識別・レバレッジや、流動性リスク分析のアシストなどが可能。他の流動性アセスメント・ツールとは異なり、LQAは機械学習を用いることで、より広範なデータの集計・分析が可能である。さらに、ブルームバーグのLQA は全てのアセットクラスに利用できる。

 

この新ツールは、リスク・マネージャー、ポートフォリオ・マネージャー、トレーダー、コンプライアンス・オフィサーなどの職務に役立つ。このツールが開発されるに至った背景には、2008年の金融危機がある。金融危機の発生後は、従来型のリスク・アセスメント・プロセスや流動性基準の有効性について疑問視する声が規制機関の間でも上がっていた。





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