みずほ銀行と富士通がブロックチェーン共同実験を実施

by Forex Magnates at 9 March, 2016 カテゴリ: 国内総合

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Photo: Bloomberg

3月8日、みずほ銀行と富士通研究所がブロックチェーン技術の「クロスボーダー証券取引」への応用実験を実施したことを発表した。両社によると、ブロックチェーン技術を応用することで、これまで国際決済には3日かかっていたところを即日にまで短縮でき、そして取引履歴の改ざんも実質的に不可能になるという。

 

このニュースは、ブロックチェーン技術が日本企業のメインストリームに受け入れられたことを示す好例と言える。みずほ銀行は世界最大の金融機関のひとつであり、また富士通も年間収益が400億ドルを超える巨大テクノロジー会社である。

 

両社は現在、「クロスボーダー証券取引」に関するリスク(価格変動など)を削減できる金融システムの構築を計画している。従来は、取引の内容確認のための複雑なプロセスや中央集権的な管理機関内におけるデータ共有などに時間がかかり、決済完了までに数日間を要していた。これまでにも決済時間短縮を試みてきたが、システム・オペレーション・マネジメントにかかる多額の費用などの問題が障害となり、時間短縮は実現不可能とされてきた。

 

しかし、ブロックチェーンを活用すればそれが可能となった。今回の共同実験では、「オープン・アセット・プロトコル」を使って富士通クラウド環境内にブロックチェーンシステムを構築し、情報を1個のブロックとして記録。このシステム内では、取引情報を含むブロックが絶えず生成されており、それをブロックチェーンとして時系列に繋ぐことで情報の改ざんが不可能となる。

 

先月、みずほフィナンシャル・グループはIT企業Cognizant(コグニザント)(NASDAQ: CTSH)との間に、ブロックチェーン・ソリューション開発に関する戦略的契約を締結したことを発表している。





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