豪フィンテックのアジア進出を豪政府が支援

by Forex Magnates at 29 February, 2016 カテゴリ: 海外総合

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Photo: Bloomberg

マルコム・ターンブル首相率いる豪政府は今、同国のフィンテック産業にテコ入れしている。スコット・モリソン豪財務相のアジア訪問中に中国・上海で発表された内容によると、豪政府は「Stone & Chalk FinTech Asiaプログラム」に15万ドルを出資する予定だという。

 

シドニーを拠点とする非営利イニシアティブの「Stone & Chalk」は、同国の“フィンテック・エコシステム”構築に重点的に取り組むために設立されたテクノロジー・ハブである。世界中に存在している他のテクノロジー・ハブと同様に、「Stone & Chalk」にもスタートアップ企業向けプログラムや老舗金融機関とのパートナシップなどを進めている。

 

同イニシアティブは、アジア太平洋地域における国内フィンテック企業のプロモーションや関係構築を支援するために発足。「FinTech Asiaプログラム」では、「Stone & Chalk」はスタートアップ企業、企業パートナー、ベンチャー・キャピタリスト、投資家などをターゲットとして同イニシアティブへの参加・支援を呼びかけている。

 

アジア太平洋地域における豪フィンテック企業の役割、そして政府出資15万ドルについて、モリソン財務相は次のようにコメントしている。「フィンテックは今後、オーストラリアにおける“未来のイノベーション”にとって重要な位置を占めるようになるだろう。これこそが、ターンブル政権が世界で最も急成長中の経済地域であるアジア太平洋への豪フィンテック企業の進出を支援する理由だ。アジアの消費者らは、革新的な金融サービスへの適応が世界で最も早く、同分野への投資金額は2015年には4倍の約40億米ドルにまで増加した。アジア太平洋地域では今、フィンテック旋風が巻き起こっている。フィンテックは、過渡期経済および同地域における貿易相手国(とりわけ中国)との関係においても、要(かなめ)となる存在だ」

 





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