Crowd Valleyがモバイル向けデジタルファイナンスを #MWC16 で発表
Photo: Bloomberg
2月22日~25日にバルセロナで開催された世界最大のモバイル展示会、「モバイル・ワールド・コングレス (MWC) 」の場でCrowd Valleyがデジタル・ファイナンス・ソリューションのモバイル・デベロッパー向け新ツールを発表した。複数の企業で構成されたthe Grow VC Groupの一員として、Crowd Valleyは、自社サービスのためにデジタル・プラットフォームを構築しようとしている金融機関向け(オンライン貸金業者・アセットマネージャー・不動産ディベロッパー)のフロントエンド・バックエンドのAPIデータ・ソリューションを提供する。
金融インフラのプロバイダーとしてCrowd Valleyは、自社テクノロジーの全てを自前で開発することなくデジタル・ソリューションをローンチしたいと考えているフィンテック・スタートアップ企業をターゲットとしている。同じように、既存の金融機関らもCrowd Valleyのような企業とパートナシップを締結して、自社製品をモバイルおよびインターネット向けに強化していこうとしている。
Crowd Valleyは、モバイル向けに新たなサポートを提供することで、フィンテック業界における重要な成長セグメントに即した“最適なサービス”としての位置付けを獲得できる。若年層の顧客の間では、ブローカー会社や銀行などの金融機関にアクセスする際の手段として、モバイルがより好まれる傾向にある。
このトレンドについて、Xignite(同社はCrowd Valleyの集計データに含まれている)のStephane Dubois・CEOは次のようにコメントしている。「ミレニアル世代は、すでに95%の割合で金融サービスをモバイル端末で利用しています。子供を腕に抱えたミレニアル世代が、ネットに接続した冷蔵庫に話しかけながら退職金や教育資金のプランを練る……そんな時代がすぐそこまで迫ってきています。そう、IoTも金融のあり方を大きく変える可能性が高いのです」
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