日本のロボアドバイザー運用額は1兆円以上に

by Forex Magnates at 19 February, 2016 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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Photo:Bloomberg

フィンテックの重要分野のひとつとして今注目されているロボットによる資産運用アドバイスは、日本国内でも着実に普及してきているようだ。金融業界に特化した米国のリサーチ・コンサルティング会社アイテ・グループ(http://aitegroup.com)が実施した「ロボ・アドバイザーの、今後5年間における日本でのマーケット成長予測リサーチ」によると、日本国内のロボアドバイザー市場は2020年には約1兆円に達すると予想されている。

 

エイト証券株式会社(東京都中央区)が18日発表したプレスリリースによると、「日本でのロボ・アドバイザー運用資産は2016年の約2億米ドル(約240億円)から年平均プラス172%の成長を続け、2020年には約95億米ドル(約1兆1,400億円)へ急拡大。運用件数は2016年の約26,000件から2020年は1,050,000件へ5年間で約40倍に膨む見通しで、2020年以降もその勢いは衰えず、マーケットは拡大し続ける」という。

 

また、同社の提供するロボアドバイザー「8 Now!(エイトナウ)」が同リサーチにおいて“注目すべきサービス”として紹介された。同サービスは昨年5月、日本初のロボアドバイザーによる小口国際分散型投資サービスとしてスタート。昨年10月にはスマホアプリもリリースされた。先日、お金のデザインも独自開発のロボ投資アドバイザーTHEO(テオ)のリリースを発表している。THEOも、10万円と少額からスマホ上で気軽に利用できるのが特徴。従来は機関投資家しか利用できなかった投資手法が、ロボアドバイザーの登場によって少額の個人投資家にも利用可能となった。

 

プレスリリースによれば、現在ロボアドバイザー市場全体の預かり資産額は約140億米ドル(約1兆6,800万円)。年率100%以上のペースで順調に成長している。今後、ロボアドバイザー利用者は若年層がメインとなる見通し。口座当たりの平均運用資産は、若年層約1,000米ドル(約12万円)、中高年層が約45,000米ドル(約540万円)と予想されており、少額から“プロの投資”が体感できるロボアドバイザーは今後も若い世代からの支持を集めるだろう。

 





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