ロンドンのフィンテック業界は成熟しつつある 今後はB2Bがトレンドに

by Forex Magnates at 18 February, 2016 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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Photo: Bloomberg

ロンドンでは、金融テクノロジーの“disruptors(破壊者)”=フィンテックは定着しているようだ。今までその最先端にいたのは銀行業界だったが、ウェルス・マネジメントやトレーディング業界も今後大きく生まれ変わるのではないかと、元ロンドン市長の Roger Gifford氏は指摘する。

 

ロンドンのフィンテック産業従事者は約44,000名と、シリコンバレーの4倍。ニューヨークとは同程度だ。2015年、年初9ヶ月間でロンドンに本社を置く企業が調達した資金は約16億ドルに及ぶ。

 

これまでフィンテック関連ニュースは主に“disruptive(破壊的な)”B2C フィンテックについてのものだったが今後は “enterprise Fintech”が台頭する、と主張するのはロンドンのベンチャーキャピタル会社Illuminate FinancialのパートナーMark Whitcroft氏。

 

彼の言う“enterprise Fintech”とは、銀行やプロ投資家、取引所、及びその他主要キャピタルマーケット参加企業のためのテクノロジー・スタックを指している。

 

Magister Advisorsの最新レポートでは、“ペイメント(支払い)”と“ブロックチェーン”が今後最も発展する分野だと予想。同社マネージング・アドバイザーVictor Basta氏によると、「支払手続きはたったの数年間の間に“凡庸”なものから“破壊的”なものに変わりました。そして、PSPs (ペイメント・サービス・プロバイダー) から大手オルタナティブ・ペイメントまで実に様々な大手企業が、利益と顧客獲得のために、自社製品・サービスの拡大を続けています」

 

企業活動については、2016年は昨年よりもM&Aが活発化しそうだ。なぜなら、海外企業にとって、今英国は非常に魅力的だからだ。

 

Ernst & Youngのレポートによると、英国内のM&A案件は前年比で90%増を記録。案件数も630件から680件に増加している。





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