マウントゴックス事件の破産債権額2兆6,000億超に 調査は継続中

by Forex Magnates at 18 February, 2016 カテゴリ: 仮想通貨 | 国内

Mark-Karpeles

Photo: Bloomberg

マウントゴックス事件のほとんど被害者は、破産債権の返還までにさらに長い時間待たされることになりそうだ。同社破産管財人小林信明弁護士が東京地裁に提出した報告書によると、まだ被害総額のほんの一部しか認否されていない。

 

かつて世界最大のビットコイン取引所だったマウントゴックスは、2014年2月に破産。サイバー攻撃を受けて85万BTC(当時4億5,000万ドル以上に相当)を消失したと発表した直後のことだった。昨年、同社CEOのマルク・カルプレス容疑者が警視庁に逮捕され、同社口座から5,000万ドル以上を横領した容疑で起訴された。

MtGox-Claims-Settlement-February-2016-1

報告書によると、現在までに約25,000名の債権者が約2 兆 6952 億円の届出を行い、そのうちたったの約257 億のみ認否された。残念なことに、小林弁護士が把握している預かり残高よりも多額の誤った届出が何件も行われているため、そのせいで手続きが遅延しているようである。

 

小林弁護士は、報告書の中で調査機関について次のように述べている。「現状、例えば、現在認識し得るデータベース上の BTC の動きとブロックチェーン上の記録とに不一致がないか等を含めて調査しており、元々の BTC 取引で予定されていた以上の BTC が外部に出て行っている現象等の存在は把握しており、当該現象も考慮しながら作業を進めている。もっとも、存在する情報が限られていること等の事情もあり、全容の把握は難しいと考えているものの、今後も、可能な限りで、当該現象を踏まえて調査を続行する予定である。」

 

報告書URL:https://www.mtgox.com/img/pdf/20160217_report.pdf

 





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