NTTデータが米国の「Hyperledger Project」に創立メンバーとして参画

by Forex Magnates at 12 February, 2016 カテゴリ: 国内総合

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Photo: Bloomberg

株式会社NTTデータは2月10日、米The Linux Foundationがブロックチェーンの標準化を目的として同日設立した「Hyperledger Project」に創立メンバーとして参画することを発表した。

 

プレスリリースによると、同社は「これまで担ってきた金融機関の勘定系システムやクレジットカード決済ネットワークなど大規模社会インフラシステムや、各種基幹系業務システム構築の知見を生かし、ブロックチェーン技術の成熟に向けて貢献」するという。また、今後積極的にブロックチェーン関連技術ノウハウの蓄積にも取り組む姿勢を示した。

 

ブロックチェーンは、一カ所で全てのデータを管理する従来の中央集権的なシステムと異なり、チェーンのように接続されたコンピュータのネットワーク上でデータを分散して共有する仕組み。先月開催されたダボス会議においても、IMFがブロックチェーン基盤のスマートコントラクトに言及したことが話題となった。IMFは、「この技術は依然としてアーリーステージにあるため、未解決の問題が山積み」だとして、厳しい意見を述べた。

 

しかし、実現すれば安価かつスピーディ、高セキュリティなシステムとして社会全体に大きな利益をもたらすため、現在世界中の大手金融機関が実用化に向けて取り組んでいる。プレスリリースによると、ブロックチェーンの既存事業への応用に向けて「未知数の要素が多く残るなかで、各社各業界で技術検証が繰り返されています」

 

そのため、今回新しく発足した「Hyperledger Project」によって、「これら技術検証を、グローバルレベルで共同して実施し、デファクトスタンダードとなるようなブロックチェーン基盤の技術開発を目指す」という。

 

同プロジェクトの参画予定企業としては、日本からはNTTデータの他に富士通、日立製作所、NECなどが名を連ねている。他にも、ドイツ証券取引所やロンドン証券取引所、SWIFT、ウェルズファーゴ、JPモルガン、デジタル・アセット・ホールディングスなどが参加を表明している。

 





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