「キプロスはもはやパラダイスではない」CySECが厳格化へ

by Forex Magnates at 9 February, 2016 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連

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従来、キプロスは多くのFX・バイナリーオプション会社にとって理想的なハブだった。登録やライセンス取得が比較的簡単で、EU圏の投資家へのアクセスも良く、監督機関による取締りもいくぶん緩いのが魅力的だったのだ。

 

しかしながら、昨年、“FXのパラダイス・アイランド”とも言えるキプロスに異変が起こった。監督機関であるキプロス証券取引委員会(CySEC)が現地ブローカー会社に対する取締りを開始し、複数の大手ブローカー会社に対し総額100万ユーロもの罰金を課したことで、マーケットは血の海と化した。顧客苦情処理のずさんさ、誇大広告など罰金の理由は様々。

 

2015年は、多くのCIF(キプロス投資会社)に対しCySECが罰金の支払いを命じる例が急増した。このことは、同地域における規制措置が強化されていることを明確に示すものであり、しかもそれはまだ序盤に入ったばかりのようだ。2016年に入ってからも、CySECは、バイナリーオプション会社Banc de Binaryに35万ユーロ、Rodeler Limited (24option.com)に15万6,000ユーロの罰金を課している。

 

CySECによる今回の取締強化の結果、投資会社の顧客に対するサービス提供はより透明性の高い方法に改善されることから、マーケットの浄化に繋がると期待されている。しかしながら、当然のことだが、規制強化に対応するための新しい手続きの確立に関わる追加費用も発生するため、全てのブローカー会社がこれらの変化を乗り越えられるわけではないだろう。

 





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