原油の乱高下で取引高が史上最高水準に

by Forex Magnates at 30 January, 2016 カテゴリ: 国内総合

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Photo: Bloomberg

東京商品取引所(TOCOM)では、原油先物の取引高が2ヶ月連続で過去最高記録を更新した。昨年12月に取引高503,119枚、この1月も先月を上回る703,313枚を達成。

 

主な原因は、このところの原油価格の乱高下だろう。主要産油国が5%の減産を提案したことが報道された後は、価格上昇率は10%近くにまで達した。しかしその後、実際にはいかなるコミットメントもなかったため、WTIとブレント原油先物の出来高は6%近く下落した。

 

さらに、TOCOMの月次取引高報告によると、1月はドバイ原油先物の取引高が金先物(標準取引)を超えたという。ドバイ原油取引がTOCOM上場商品の中で最も多い取引高を記録したのは、同商品が2001年9月に上場して以来初めて。

 

原油価格はニュース報道に大きく左右されるため、今後もボラタイルな状況が継続しそうだ。短期投資家にとってはこの状況は絶好のチャンスとなるだろうが、多くの大口投資家はしばらくの間取引に参加できなさそうだ。

 

取引高は上昇しているものの、毎日の大幅な変動によってマーケット・コンディションは激変。その結果、多くのブローカー会社は最近、マーケットの急変によるリスクを最小化するために原油取引の必要証拠金率を引き上げた。ベア派には限界の兆しが見え始めているものの、1月初旬時点における原油価格は、数年ぶりの安値近辺で推移している。





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