ドル円の行方は株式市場と日銀の決定次第

by Forex Magnates at 26 January, 2016 カテゴリ: 国内総合

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photo: Bloomberg

今投資家の関心を最も集めている通貨ペアと言えば、ドル円だろう。今週、この通貨ペアは今週重要な岐路に立っている。なぜなら、日銀の金融政策が1月29日(金曜日)に発表されるからだ。米国株式市場における最近のセルオフの結果、日本円は米ドルに対し急上昇していた。しかし、日銀は円高を望んでいない。日本の経済成長のためには、輸出増に繋がる円安の方が好ましいとされているからだ。

 

週末、やや円安方向に動いたが、それでもなお、日銀がさらなる円安に向けて追加緩和を実施する可能性もある。おそらく、日銀は資産買い入れの増額という形で実施するのではないかと見られている。日本円はファンディング通貨であるため、この問題には引き続きエクイティ投資家の協力が必要だ。

 

ファンディング通貨である日本円は、米国株式市場が上昇している時は円安になり、反対に株式市場が下落している時は円高になる傾向にある。上昇相場中は、投資家らは日本の銀行から低金利が魅力的なマネーを借り入れる。そして、円を米ドルにかえてエクイティを購入するのだ。一方、株が下がった時は、今度は逆にドルを売って円を買い、投資で得た利益をローン返済に充てる。

 

先週、米国株式市場が下落した際には、ドル円も急落した。しかしながら、週末には株式市場が大きく反発、ドル円も急騰。さらに、欧州中央銀行ドラギ総裁が3月に追加緩和を実施する可能性を示唆したことから、ドル円が下支えされた。

 

投資家としては、あや戻しゾーンに引き戻され117.417 ~117.074のサポートラインあたりになるか、それとも118.869を抜けて上昇するのか見極めなければならない。ドル円が今後どのような展開を迎えるのかは、株式市場と日銀の決定次第だ。





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