バークレイズがグローバル全体の投資銀行部門で1,000名のリストラへ ブルームバーグが報じる

by Forex Magnates at 22 January, 2016 カテゴリ: 海外総合

Barclays-880x400

 

Photo:Bloomberg

12月の就任から数週間が経ち、バークレイズ銀行の新CEO・Jes Staley氏は同行のオペレーション最適化に向けて動き出した。ブルームバーグの記事によると、同行投資銀行部門では、グローバル全体でおよそ1,000名をリストラするという。

 

この決定はまだ公になっていないが、バークレイズは3月に大規模な事業再編を発表するのではないかと予想されている。このような最もドラスティックなリストラが投資銀行部門で実施されるのは、2008年の世界金融危機以来。今回は、多くのアジア諸国から撤退するのではないかと見られている。

 

バークレイズは既に、オーストラリア・台湾・韓国・マレーシアでオペレーションを終了している。しかしそれでもなお、アジアにおけるプライムブローカー&デリバティブ事業を続行する決定を下し、香港・中国・シンガポール・インドの拠点を残している。

 

同行は他の欧州系銀行と同じく、自社にとって最も収益性の高い事業に再フォーカスし、利益を押し上げる狙いだ。今回のリストラのほとんどがアジア地域を対象としており、その数は450名に及ぶと言われている。

 

過去半年間、複数の欧州系銀行はおよそ13万名のリストラを発表してきた。エクイティ・コモディティの両市場の悪化に伴い、主要投資銀行の多くの事業部門で赤字となった。

 

また、中欧・中東・北アフリカにある貴金属及びキャッシュ・エクイティ・セールス・ユニットを売却しようとしているとも言われている。

 

同社のアジア戦略をより深く考察してみると、アジア周辺でのロスは削減しつつも、既存の金融ハブについては、引き続き注力しているようだ。過去数十年間にわたって、香港・東京・シンガポールは“アジアの金融中心地”の座を奪い合ってきた。しかし、複数の世界的大手銀行は引き続きこれら3つの都市に大規模な事業拠点を置いているため、いまだ明確な勝者は決まっていない。





コメントはまだありません.