ダボス会議でIMFが仮想通貨の問題点に言及

by Forex Magnates at 22 January, 2016 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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世界経済フォーラム年次総会“ダボス会議”に集まった金融トップに対し、国際通貨基金 (IMF) が仮想通貨についてのレポートを発表した。このIMFレポートは主にブロックチェーン・テクノロジーの使用・可能性・発展について解説。しかしながら、既存システムにとっては非常に大きな脅威にもなるため、世界各国の監督機関は力を合わせて取り組まなければならないとも指摘していた。

 

「仮想通貨、そしてその基礎となるテクノロジーを活用すれば、これまでよりも“速くて安い”金融サービスが実現するかもしれない。また、発展途上国におけるファイナンシャル・インクルージョンを促進させる強力なツールにもなり得る」IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事はこのように説明した。「課題となるのは、いかにしてこれらのメリットを享受しつつ、同時にマネーロンダリング・テロ融資・詐欺・資本規制のすり抜けなどの不正利用も防止するかということだ」

 

IMFが危惧しているその他のリスクとしてレポートに記載されているのは、仮想通貨が「既存金融システムに基づくビジネスモデルに対する深刻な脅威となりつつある」ということだ。したがって、仮想通貨及び分散型台帳テクノロジーは今後も引き続き立法機関や規制当局にとって、国内外両方のレベルにおいて重大な関心事となるだろう、と同レポートは締めくくった。

 

IMFはさらに、ブロックチェーン基盤のスマートコントラクト開発についても厳しい意見を述べた。IMFによると、この技術は依然としてアーリーステージにあるため、未解決の問題が山積みだと指摘。「ブロックチェーン・テクノロジーをスマートコントラクト実行に応用しようとしているプラットフォームには、イーサリアムやコーディウスなどがある。しかし、実行可能なスマートコントラクト・システムはまだ現れていない」





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