バンク・オブ・アメリカがモスクワ証券取引所のクリアリング・メンバーに
Photo: Bloomberg
バンク・オブ・アメリカ・ナショナル・アソシエーション (BANA) がモスクワ証券取引所 (MOEX) にクリアリング・メンバーとして参加することになりそうだ。2016年1月からトレーディングを開始する予定。MOEXが金曜日に発表した。プレスリリースによると、「同行は現在、必要なドキュメンテーションの最終手続きの段階にあります。」
今回BANAがFX(外国為替)に参入することで―実際のトレーディングはメリルリンチ証券を通して実施することになりそうだが―、MOEXの通貨市場の“ジェネラル・クリアリング・メンバー”としては初の外国大手銀行となる。
MOEXでは2014年12月1日より、FX市場参加者向けに“ジェネラル・クリアリング・メンバーシップ”の提供を開始。このタイプのメンバーシップは、トレーディングとクリアリングのメンバーシップが別々のものであることを示している。つまり、MOEXのFX市場で活動しているトレーディング会社や、その他ロシア国内外の銀行・企業・個人投資家に対して、ロシア国内外の金融機関がクリアリング・サービスを提供できるということだ。
MOEXは、MICEXとRTSの合併により2011年に設立された、ロシア及び東欧最大の取引所持ち株会社。さらに、同取引所は上場株式の時価総額では世界トップ12にランクイン。デリバティブ取引所の規模でも世界第10位以内にランクインしている。
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