金融庁 銀行によるフィンテック企業買収を容易化へ

by Forex Magnates at 22 December, 2015 カテゴリ: 国内総合

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金融庁は今年5月より計9回にわたって金融審議会「金融グループを巡る制度のあり方に関するワーキング・グループ」を開催、今後の金融グループのあり方について議論してきた。

12月22日、その最終報告書が取りまとめられ、公式ホームページに掲載された

 

フィンテックが急激に台頭してきている今日、金融とITはもはや切り離して考えることはできない。そのような状況を踏まえ、金融庁では今後、“銀行によるIT企業の買収”を認める方向で法整備を進めていく。

 

報告書によると、買収の条件としては「グループの健全性への影響、優越的地位の濫用や利益相反による弊害のおそれがないこと等を条件に、『金融サービスの向上に資する業務やその可能性のある業務』を行うための会社等への戦略的な出資を可能とする」ことが挙げられている。したがって、今後銀行によるフィンテック企業の買収が増加することが予想される。

 

ここ数年、グローバル全体でフィンテック産業の発展がめざましい。金融庁も、日本におけるフィンテック発展のための環境整備を急いで進めている。17日に開催された金融審議会「決済業務等の高度化に関するワーキング・グループ」(第7回)では、仮想通貨の取引所を登録制にすることが決定。来年の通常国会に法案を提出予定。

 

この制度は、マウントゴックス事件やFATF(金融活動作業部会)のガイダンスを受けて、利用者保護やマネーロンダリング防止のため導入される。また、つい先日にはFinTech専用の相談窓口を開設している。

 





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