FXCMの株価が42%上昇 ダウ平均は367ドル安
数か月間ネガティブなセンチメントが継続しピンチだったFXCMが、ついに投資家からの“ある種の愛”を受け取った。先週月曜日に同社株価が50%以上も上昇し、8.08ドルで引けたのがポジティブな流れの始まりだった。きっかけは、FXCMの声明にLeucadiaからの融資について記載されていたことだった。Leucadia は、今年1月のスイスフランショック時にFXCMに対し3億ドルの金融支援を実施していた。
さらに、上記声明によると、FXCMの経営陣は自社株購入プログラムにもとづき株式購入を実行しようとしているという意向が明らかになった。証券取引委員会の文書によると、Drew Niv・CEOとRobert Lande・CFO率いる同社経営陣は、“有言実行”で実際に株を購入していた。このニュースを受けて、FXCMの株価は水曜日に再び上昇。一時10月以来初の10.00ドル超えで取引された後、9.16ドルで引けた。
先週金曜日は米ドルの動きが最大となり、FXCMの株価は3.66ドル高(42%)、12.43ドルで引けた。前回とは異なり、週末の株価上昇は特別な会社発表にもとづくものではなかった。また、週末のダウ平均は367ドル安 (2.1%)と、市場全体とは真逆の値動きだった。
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