スタンダードチャータードがDBS銀行とブロックチェーン事業でパートナシップ

by Forex Magnates at 18 December, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

Standard-Chartered

 

ブロックチェーン分野に新たに2つの銀行が参入した。しかし今回は、今まで聞きなれてきたこの手のニュースとは少し違うようだ。

今日までのブロックチェーン開発の大半は、有価証券決済や国際送金の効率化・簡略化を主な目的としてきた。例えば、最新の開発事例の場合、貿易金融(とりわけ輸出入が活発なアジア市場において)に関連する課題を解決することを目的とするものだった。

The Straits Timesの記事によると、スタンダードチャータード銀行がシンガポールDBS銀行(旧シンガポール開発銀行)と事業提携を締結したとブルームバーグが報じたという。両行は、分散型台帳システムを協同で開発。トランザクションのスピードアップ、コスト削減、国際取引の透明性向上を図る。

従来、貿易事業は紙の書類への依存度が高く、さらに輸出入業者・金融業者・保険会社・輸出信用格付機関など多くの機関を巻き込む煩雑な手続きがつきものだった。そのため、支払手続きの簡略化に加えて、記録の不変性や透明性などの要素も統合できるソリューションこそが理想的と言える。

中国経済の減速、そしてコモディティ価格低下はアジア地域における貿易金融にダメージを与えていると報じられている。上記のようなコスト削減効果は、企業の利益率に大きな影響を及ぼすだろう。

報じられている両行代表の発言によると、既にブロックチェーンのテストは完了しており、来年には他社との事業提携を計画しているという。

現在までに、世界的な大手銀行のほとんどがブロックチェーン事業に進出しており、独自のブロックチェーンを開発、またはコンソーシアムに参加したりしている。

 





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