米利上げ決定もFX市場への影響は限定的

by Forex Magnates at 17 December, 2015 カテゴリ: 海外総合

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米連邦準備理事会(FRB)が利上げを決定した。FRBによる決定後に通常発生する短期ボラティリティは別として、マーケットは既に織り込み済みであり特に大きな変化はなかった。水曜日のアジア市場オープン時間と比較すると、米ドルはいくぶんフラットに推移。一方、株式市場は先行きの不透明性が払拭されたことで上昇している。

通貨市場は、連邦公開市場委員会 (FOMC) の決議を受けて短期的には変動しているものの、ブローカー会社への実質的な影響はない。ジャネット・イエレン議長は記者会見中、終始一貫したメッセージを伝えた。

これから年明けにかけての通貨市場は、今後発表されるデータを幅広く総合的に判断していくことになるだろう。

OANDAのマーケット・アナリストCraig Erlam氏は、為替の動きの見通しについて次のようにコメントしている。「利上げを受けて米ドルが強くなると予想されるが、投資家は木曜日の欧州市場オープン時間を前に慎重な姿勢を取っている。」

「世の中全体に影響を及ぼす今回のような発表後は、通常マーケットでは大きな変動が起こる。しかし、投資家は“大きな利益の獲得”よりも、リスク管理やキャッシュフローを注意深く監視する方がより重要だと考えているようだ。」

要約すると、マーケットには目新しい情報はなく、既にほとんど織り込み済み。FRBの決定までの段階で、投資家らは既に米ドルに対してかなり強気になっていた。したがって、これから年末にかけては、今回の利上げが大きな変動に繋がることはなさそうだ。





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