BitPayハッキング事件 請求を拒絶した保険会社が訴訟に応じる

by Forex Magnates at 24 November, 2015 カテゴリ: 海外総合

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Massachusetts Bay Insurance Company (MBIC) は、昨年12月のBitPayハッキング事件による同社からの損害賠償請求を裁判上で正式に拒否した。このハッキング事件では、BitPayに5,000BTC(185万ドル)の損失が発生した。

ハッカーはまずBTC MediaのCEO・David Bailey氏のパソコンに侵入。次に、 BitPayのCFO・Bryan Krohn氏のグーグル・アカウントに不正にアクセスした。そして、Krohn氏のふりをしてBitPayのCEO・ Stephen Pair氏、そして常任会長Tony Gallippi氏に対して承認リクエストを送り、BitPayの顧客であるSecondMarketに属するとされるアドレス宛に複数のビットコイン支払を実行した。

BitPayの主張によると、ポリシー上の最高補償額は1,000,000ドル(ディダクタブル50,000ドル差引)だという。しかしMBICは、今回発生した損害は間接的なものであって、BitPayの施設内の財産には関係ないとして、BitPayの請求を拒否した。

その後、BitPayはMBICに対し、上記請求金額に加えて、損害、利息、及び裁判費用を求める訴訟をジョージア州北部地区地方裁判所アトランタ支部に申し立てた。さらに、契約違反及び不誠実な行為も追及した。

CoinDeskが入手した裁判書類によると、MBICは答弁において、上記ポリシーを厳密に解釈した場合今回のような性質の損害を対象とするものでないとした以前の意見を改めて主張した。今回の事件では、ハッカーではなくBitPayの役員自身が送金を実施しているため、上記ポリシーに定める詐欺行為には該当しないという。BitPay は支払いを完全に承認しており、誤った支払先に送金するよう欺かれていただけであると考えられる。したがって、理論上ではBitPayは詐欺行為にあったわけではないと主張している。

MBICはさらに、同社保険契約は今回の事件にはなんら関係がないとして、裁判所に対してBitPayによる契約違反及び不誠実行為の申立ても棄却するよう求めた。





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