検索大手からオンライン銀行へ 中国の百度と中信銀行が提携

by Forex Magnates at 18 November, 2015 カテゴリ: 海外総合

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Photo: Bloomberg

中国メディアの報道によると、中国検索大手百度(バイドゥ)と中国の中信銀行(China CITIC Bank)が共同でオンライン銀行を設立することを発表した。これを機に、百度は金融サービス・セクターに進出することになる。今後は検索・広告ポータルサイトの領域を超えて、ウイルス対策ソフト販売やアプリ・ストア運営など、幅広いウェブ事業を展開していく。

国有企業である中信銀行と提携した百度は、金融サービスに進出した中国のインターネット会社としては最も新しい事例。巨大なユーザー基盤を誇るテンセント (WeChat運営会社)やアリババなどの企業は、既に決済・銀行サービスを作っている。これらの企業は、金融業界に参入することで自社の巨大なユーザー基盤を有効活用し、商品・サービス一式の販売を通して自社プラットフォームにおける顧客維持率の上昇を狙っている。

また、中国はスマートフォン販売数の成長率が世界第1位の国だ。したがって、スマートフォンの普及率に比例して、オンライン銀行の預金・決済・ローンに対する民間需要は増加する可能性がある。

世界銀行の統計によると、2014年時点で14歳以上の中国人口のうち79%が金融機関の口座を有しているという。そのため、ほとんどの銀行はオンラインに移行するメリットがあることを認めるべきだと言える。既に、アリババやテンセントの好調な前例もあることから、オンライン銀行サービスの需要は今後ますます増加するだろう。





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