米証券取引委員会が虚偽のツイートで株価操作を行ったトレーダーを告発

by Forex Magnates at 7 November, 2015 カテゴリ: 海外総合

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米証券取引委員会 (photo: Bloomberg)

株価を不正に操作しそれによって利益を得ることを目的として、ツイッターで2つの企業について虚偽の情報を何度も呟いたとして、米証券取引委員会(SEC)はスコットランド人トレーダーの男性を告発した。トレーダーの名前はジェームズ・アラン・クレイグ。SECの告発を受け、カリフォルニア州北部地区連邦地検は刑事告訴を行った。

SECの発表によると、クレイグは偽名を使用して2つのツイッター・アカウントを取得、有名な証券調査会社をかたった偽のツイッター・アカウントを作成した。そして、このアカウントから、上場企業2社についての虚偽の情報を繰り返しツイートした。その上場企業は、モバイル音声処理会社Audience Inc.と、医療調査・医薬品開発会社Sarepta Therapeuticsだ。

Audienceのケースにおいては、リサーチ会社Muddy Watersのロゴを模倣したアカウントを作成、このアカウントから虚偽の情報をツイートしてAudienceの株価を28%下落させた。

また、Sareptaのケースでは、クレイグはCitron Researchの名をかたって、Sareptaは現在取り調べを受けているとツイート。その結果、同社の株価は16%下落した。

上記は全て、2013年1月29、30日の2日間の内に発生した。クレイグは、この株価変動により利益を得ようと、上記2社の株式の売買を行っていた。しかしSECによれば、このクレイグの試みは大失敗に終わったという。

SECが今回実施した調査の結果について、SECのサンフランシスコ地域オフィスのジーナ・L・チョイ ディレクターは以下の通りコメントしている。「SECの告発書に記載している通り、クレイグの虚偽のツイートは2つの上場企業のマーケットを失墜させ、さらにこの2社の投資家らにも多大な財務損失を与えた。さらに、クレイグはその後『SECは犯人を捕まえるのに苦戦するだろう』ともツイートしていた。しかし、今回SECがクレイグを告発したことで、このツイートもまた虚偽の内容ということが証明された。」

 





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