ドイツ銀行が3万5000人の削減計画

by Forex Magnates at 30 October, 2015 カテゴリ: 海外総合

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Photo: Bloomberg

ドイツ銀行 (NYSE:DB) が引き続き抜本的な構造改革を発表した。今回は、2020年までにグローバルの従業員数を大きく削減し、また10か国から撤退するという。

今回の改革で最も大きな影響を受けたのは、コーポレートバンキング&セキュリティ (CB&S) 部門。

具体的には、2020年までにグローバル全体でフルタイム労働者9,000名を削減すると予告している。また、外部請負労働者約6,000名も併せて削減される予定。

しかし、もっとも激しい改革計画を今後2年間に控えている。この期間中に、20,000もの人員削減を実施、44億ドルの資産圧縮を図る。これらの人員削減の結果、アルゼンチン・チリ・メキシコ・ウルグアイ・ペルー・デンマーク・フィンランド・ノルウェー・マルタ・ニュージーランド等およそ10か国から完全に事業撤退することになりそうだ。

既に話題になっているが、今回の人員削減が発表されるちょうど一週間前にドイツ銀行のジュニア・トレーダーのミスで混乱を招いたという不祥事もあった。ドイツ銀行が明らかにした内容によると、今年6月、FXセールス・チームに所属する若手メンバーが誤ってヘッジファンド顧客に60億ドルを送金してしまったという。この金額は、本来送金すべきであった金額を大きく上回っていた。当時、トレーダーの上司は休暇中で不在だったという。

また、ドイツ銀行はバランスシートを改善し新たな財務目標に向けてテコ入れするため、今後2年間の配当金を削減すると決定。投資家は残念な気持ちのまま第4四半期を迎えることになる。

本記事作成時点におけるドイツ銀行株価 (NYSE:DB) は上記ニュース発表を受けて米国市場オープン前の段階でネガティブな領域に入り、水曜の取引時間中は -6.63%安の28.29ドルあたりで取引されていた。

 





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