欧州のモバイルPOS企業、サムアップが米国市場に進出

by Forex Magnates at 27 October, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

SumUp-Air-Terminal

 

勢いよく成長し続けているmPOS(モバイル販売時点情報管理)プロバイダーのサムアップ(SumUp)が10月21日、米国での支払プラットフォームのローンチとともに同国市場に進出した。同社は今年、多くの市場へのサービス拡大や大規模な資金調達ラウンドの一環としての戦略的パートナシップ構築など精力的に活動しており、その中での米国進出となった。

欧州におけるmPOSテクノロジーのリーディングカンパニーであるサムアップは、米国進出にあたってスクエア(Square)等の企業との激しい競争に晒される。決済スタートアップのスクエアは、ドングルとモバイルペイメントを国内に広めた企業。mPOSデバイスを活用すればモバイルデバイスから簡単にカードベースの支払いを受領できるとして、両社のサービスはともに中小企業から注目を集めている。

このたびサムアップが米国に上陸したが、最近クレジットカード・ネットワークでもEMV規格遵守カードリーダーの採用数を増加する措置を実施している。EMVセキュリティを強化するため、EMVリーダーではユーザーに対し、スワイプ式の代わりにディップ式カードリーダーの利用とPINコード入力を要求する。既に欧州では一般的なテクノロジーとして普及しており飽和状態であるため、サムアップは米国進出にあたってEMV規格遵守mPOS ターミナル&テクノロジーを打ち出した。米国企業がEMV規格・非接触型にアップグレードする際に素早くマーケットシェアを獲得しようと、同社は低コストなモバイルベースの支払いシステムを発表した。

サムアップにとって、米国は15番目のサポート国となる。これについて、同社のダニエル・クレインCEOは「今こそが、弊社が米国に進出するベストタイミングと考えました。チップターミナルのない店舗にとって、EMVチップカードへの移行はコストのかかるfraud liability(カードの不正使用が発生した際、セキュリティ対策など適切な不正行為防止措置をとらなかった小売店等に責任が移行する)となります。しかし、小規模事業者のうち、EMV責任を認識しているのはたったの半数です。」とコメントした。





コメントはまだありません.