GMOクリックとManeoが資本事業提携でP2Pレンディング事業検討

by Forex Magnates at 21 October, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 国内業者 | 金融 テクノロジー

20-iMac_right

 

投資家にとって、P2Pレンディングはわき役だったのが今や従来型の確定利付証券にとって代わる人気ぶりとなっている。 スモールビジネス、教育ローン、又はDIYによる自宅改修プロジェクトなど様々なタイプのローンを利用できるP2Pレンディング・プラットフォームは、民間投資家と借主を直接結び付ける場だ。電子マーケットプレイスとして、多くのプラットフォームでは銀行よりも低い水準で借主に資金を貸し付けている。さらに、今世界中の国々では記録的な低金利となっているため、投資家らは従来型確定利付商品よりも高いリターンのものを探している。

P2Pレンディングが発達したおかげで、市場は急速に拡大し、新規の借主 ・投資家を巡る競争が激化している。その結果として、多くのレンディング・プラットフォームの運営会社らは顧客誘致を支援してくれるパートナシップを探しているのだ。例えば、中小企業を対象としている会計・ソフトウェア会社や、住宅改修セクターのウェブサイト、そして個人の金融アプリ開発者と提携するといったパートナシップの例もある。

このパートナシップのリストに新しく加わる予定なのが、GMOクリック証券と日本のソーシャルレンディング大手Maneoだ。両社はともに日本を拠点とし、国内市場で事業を展開している。Maneoによると、同社は自社が運営する貸付型クラウドファンディングにおいて、これまでの間に340億円以上 (約28300万ドル) の調達実績がある。

今回パートナシップを締結することで、GMOとManeoはリテール投資家向けにP2Pレンディングの提供も検討している。また、GMOクリック証券のサイトを経由してManeoのサイトに顧客を誘致することもパートナシップの内容の一部として盛り込まれている。

上記のような顧客誘致は、P2Pレンディングの他のパートナシップにおいても見受けられるが、それに加えて両社はその他複数の事業イニシアティブについても提携する予定だ。例えば、クラウドファンディング広場(仮)の創設、貸付型クラウドファンディング(メザニンローン)を活用した新しい資金調達サービスの開発などである。

今回の資本事業提携はブローカー会社が相手であるため、他のP2Pレンディング・パートナシップよりも注目すべき事例だ。顧客基盤が重なっているにも関わらず、これまでP2Pレンディング会社やエクイティ・クラウドファンディング・プラットフォーム運営会社がブローカー会社と提携するケースは非常にまれだった。

 





コメントはまだありません.