世界の金融監督機関がリテールFX産業に及ぼす影響とは

by Forex Magnates at 19 October, 2015 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連

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マーケットの監督機関は各管轄区域内において、顧客やブローカー会社の活動状況を変えてしまう巨大な力を有している。多くの監督機関はオンラインFXトレーディングの現状をよく理解しておらず、しばしば現場の実情を無視してしまっている。一方で、プロアクティブなアプローチを行っている監督機関も存在する。以下に、そのうちの複数の例を挙げて説明する。

MB トレーディングがNFAライセンスを失う

先週月曜日、カリフォルニアのブローカー会社MBトレーディングが、同社のFX事業が買収により新しいオーナーであるトレードキング・フォレックス(TradeKing Forex)に統合されることになったと自社顧客に発表した。MBトレーディングがNFAライセンスを失うことで、米国市場は新たな統合・整理の段階に入ったといえる。

それまでは、MBトレーディングはマーケットシェアの 3.3%を占める米国第7位の規模を誇るFXブローカー会社だった。今後は、同社のFX部門は米国最大のFX会社のひとつであるトレードキングの一事業部門として、ゲイン・キャピタル(GAIN Capital)のFOREX.Comブランドのイントロデューシング・ブローカー(IB)業務を行う。

SunGardがインフラ拡大

先週水曜日、サンガード(SunGard)がエクスネス(Exness)にバックオフィス・サポートを提供することになったと報じられた。 エクスネスは現在グローバルで事業拡大中のブローカー会社だ。さらに、サンガードのソリューションを導入することで、エクスネスはオートメーション、マルチアセットクラス機能、拡張性あるインフラストラクチャが利用可能となる。

また、サクソバンクも SunGard社のIntelliMatch Cash and Liquidity Monitorを採用したと報じられた。日中の流動性モニタリング、レポーティング、予想プロセスの自動化が目的。 キャッシュ剰余分による利益獲得、不足によるペナルティの最小化、より高いリターンを得られるようファンド配分の最適化などを促進するよう設計されている。

NZGFTのオーストラリアにおけるライセンスが取り消される

先週木曜日、オーストラリア証券投資委員会(ASIC) がLSGグループ(旧名称NZ Global Financial Trading)の金融サービス・ライセンス(AFSL) を、同グループへの調査を行った後に取り消した。調査における判明事項の中には、同社がウェブサイト上で、提供する金融商品につき誤解を招く表現を用いていたことが含まれていた。

上記に加えてASICの調査で判明した事項としては、同社が海外顧客から受領した証拠金100,000ドルに関連して、有効・誠実・公正な手段での金融サービス実行に必要なすべての事項を怠ったことが挙げられている。

 





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