JPモルガンが第3四半期の業績発表 収益は減少

by Forex Magnates at 15 October, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者

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(写真:Bloomberg)

JPモルガンチェース(NYSE:JPM) が第3四半期の利益を発表した。利益の力強い増加が目立ったが、残念ながらコンセンサス予想には到達せず、収益にも減少が見られた。規制当局への提出書類により明らかになった。

米国市場では、JPモルガン等を筆頭に銀行業績発表の最初の波が押し寄せていた。しかしながら、第3四半期の利益増加によっても収益の悪化を和らげることはできなかったため、秋の株価回復までにはもう少し待つ必要がありそうだ。今回の業績には、前四半期に見られたような懸念は生じなかった。前四半期には、外国為替コストの影響で複数の大手銀行では見込み利益が削減されたのだ。また、今年は複数の世界的銀行に違反行為やペナルティが目立ったが、今四半期のJPモルガンについては幸い大規模な罰金は課せられなかった。

JPモルガンの第3四半期の利益は大幅に上昇し、純利益は68億ドル (差引後の金額63億ドル)、税控除額22億ドルが大きく貢献した。前年同期比では22.2%増(2014年第3四半期: 51億3000万ドル)。 さらに、一株あたり利益は1.68ドル。前年同期比24.4%増だった (2014年第3四半期: 1.35ドル)。 今四半期のコンセンサス予想では、1.37ドルだった。

しかしながら、グループの中核事業の収益は減少。米国最大の銀行であるJPモルガンの今四半期の収益は228億ドル、前年同期比 -6.9%減だった(2014年第3四半期: 245億ドル)。同行の事業の大半についても、複雑な結果が報告されている。例えばコンシューマー・バンキング部門は収益・純利益において同行最大の事業部門だが、同部門についても減収が報告されている。より具体的に説明すると、第3四半期には利益が前年同期比で4.0%増、収益は -4.0%減。この収益減少には、モーゲージ収益の低下が影響している。

JPモルガンチェースのジェイミー・ダイモン会長兼CEOが第3四半期業績についての直近の声明の中で次のようにコメントしている。「今四半期の業績はまずまずの結果だ。厳しいグローバル環境や継続的な低金利がホールセール部門の業績にも反映されている。一方で、コンシューマー部門には信用の質やトレンドが好影響を及ぼした。全体的には、事業全体にわたるリスクマネジメント規則や多角的プラットフォームが業績に大きく貢献したと考えている。」

本記事作成時点でのJPモルガンの株価 (NYSE:JPM) は、水曜日の米国市場では60.22ドルで取引されていた。





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