バークレイズがブロックチェーン・スタートアップ2社と契約

by Forex Magnates at 14 October, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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英国の大手銀行、バークレイズがブロックチェーン・スタートアップ企業2社と契約締結したと報じられた。急激に成長中のフィンテック分野へのテコ入れを一層強化していく。

ニューヨーク・ビジネス・ジャーナルによると、バークレイズは13週間に及ぶテックスターズ・プログラムを修了した8社と契約を結んだという。このプログラムは、ニューヨークで実施された同行初のフィンテック・アクセラレータプログラムだ。

バークレイズ銀行の最高デザイン&イノベーション責任者であるデレク・ホワイト氏によると、「このプログラムは、フィンテックを重視し、ニューヨーク現地の起業家エコシステムとの関係を構築するという我々のコミットメントを具体化したものの一つです。そのような取り組みは過去2年間にわたってロンドンでも実施してきましたが、今後はニューヨークでも実現したいと思います。」

ちなみにこの2社とは、WaveとChainanalysisだ。Waveはデジタル出荷記録ソリューションを開発している企業で、分散型台帳テクノロジーに基づいている。Chainalysisはバークレイズの金融犯罪&セキュリティ・チームと提携し、ビットコインやブロックチェーンの企業とトランザクションできるよう同行を支援している。

以前にも、バークレイズはビットコイン・ブローカー会社Safelloとのパートナーシップ締結を発表している。ビットコイン寄付プラットフォームの開発が目的だった。多くの銀行はブロックチェーン・テクノロジーに興味を持ちつつも、規制されていないビットコイン通貨は避けてきたのだが、バークレイズ銀行はその中でも例外的な存在となった。

分散型台帳テクノロジーは、金融業務(有価証券決済、送金等)と非金融業務(土地権利、知的財産権等)両方への応用が期待されている。分散型の、イミュータブル(不変)な記録であるため、耐タンパ性が高くエラーフリーなエントリを保証してくれる。

今年は多くの金融機関がブロックチェーン・テクノロジーへの関心を示した。その中でもバークレイズは、とりわけ声高に主張してきた。過去3ヶ月間だけでも、同行はブロックチェーン導入を検討していることを明らかにし、その将来性にも自信を示し、ブロックチェーン研究所を2カ所設立、さらに報じられるところではイーサリアム(Ethereum)への参入も検討しているという。

バークレイズは、フラットアイアン地区に新しく設立されたフィンテック・ラボで開催されたイベントで今回の契約を発表した。イベントの出席者数は470名だった。

 





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