マスターカードが「セルフィー(自撮り)」を支払機能に追加へ

by Forex Magnates at 7 October, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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(写真:Bloomberg)

これまでファイナンス・マグネイトでは、支払セクターに次々と登場する革新的なセキュリティ機能を取り上げてきた。その多くは、モバイルウォレットに組み込まれている生体認証機能に関するものであり、例えばApple Payの指紋センサーは生体認証をメインストリームにまで押し上げた。この他にも、スマホカメラによる「セルフィー(自撮り)」を支払の際のユーザー認証に活用するというソリューションがある。

セルフィーによる認証の実用化に向けて先導を切ったのは、マスターカードだ。マスターカードは6日、「マスターカード・アイデンティティ・チェック」のイントロダクションを発表した。この製品は、オンライン決済時に使用される生体認証やSMS受信ワンタイムパスワードなどの認証ソリューションのセットだ。

マスターカードによると、今回のイニシアティブは消費者から集めたデータに基づくものだという。それによると、消費者がオンラインショッピングから離れる一番の原因は、注文手続きの際に感じる煩雑さや不便さだということが判明した。マスターカードが買い物客を対象に実施した調査によると、53%が週1回以上重要なパスワードを忘れており、パスワードリセットにより10分以上のロスが生じているという。さらに、同じ調査では50%以上がパスワードをもっと便利な方法 に置き換えてほしいと思っていることも明らかになった。

これらの調査結果や「マスターカード・アイデンティティ・チェック」のローンチについて、マスターカードのエンタープライズ・セキュリティ・ソリューション代表Ajay Bhalla氏は次のようにコメントしている。「今日においては、全種類のデバイス上で買い物を楽しむことができる。そしてそれと同時に、より簡単で安全な取引ができるテクノロジーが求められている。『アイデンティティ・チェック』が提供するのは、まさにその様なテクノロジーだ。」

現在、同製品は米国とオランダの両国において数百名のカード保有者によるベータテスト中だ。今回のイニシアティブにおいては、ABN AMRO 、ファーストテック・クレジット・ユニオン(First Tech Federal Credit Union)とパートナーシップを締結している。





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