FXCMのサイバーハッキングに続いてOANDAのプラットフォームが一時停止

by Forex Magnates at 2 October, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者

Oanda_Red-Green-880x400

FXCMがサイバー攻撃を受けたことを発表したのと同じ日に、OANDAも技術的な問題に直面していた。見たところではFXCMの事件とは全く関係ないようだが、OANDAの顧客は2時間近くも自分のアカウントにアクセスできなかった。そのため、同社のカスタマーサポートに直接電話してオープンポジションの決済を依頼する羽目になった。

OANDAによると、同社のプラットフォームが停止したのは、「内部ネットワークの問題」によるもので、顧客データは守られており外部機関からの侵入は受けていないという(下記ツイッター参照)。FXCMのサイバー攻撃事件とは無関係ではあるものの、今回のプラットフォーム停止は、大手ブローカーや取引所で過去数ヶ月間にわたって発生してきた技術的欠陥の新たな事例となった。

この夏、取引所は数々の取引停止トラブルが発生した。一連の停止トラブルの中には、7月にニューヨーク証券取引所で起こった4時間の取引停止も含まれている。ソフトウェア更新がうまく行われていなかったことが原因だった。異論はあるものの、おそらく最も大きな問題となったのは、モスクワ証券取引所の事例だ。同取引所のデータセンターでは過去数ヶ月の短い期間に何度もシステムが停止。直近では先月にも停止している。

OANDA1

総合的にみて、システムの停止はトレーディング業界に影響を及ぼす最大の脆弱性の一つと言える。一方で、テクノロジーが進化したことで多種多様な市場参加者とリクイディティ・プロバイダーを簡単かつ低価格で結びつけることが可能となった。しかしながら、このようにネットワークが徐々に複雑さを増す中、スムーズなネットワークの運営とトラブルの間に引かれた境界線も薄くなってきた。これに加えて、会社のデータベースに侵入しようとするハッカーの存在やDDoS攻撃といったサイバーセキュリティ上の問題だ。電子取引ネットワーク上で取引されるデータ量は増加しているが、ITプロフェッショナルにとってはネットワークの保守がより一層難しくなってきている。

 





コメントはまだありません.