FXCMもサイバー攻撃の標的に 調査を開始

by Forex Magnates at 2 October, 2015 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者

Hacking

(写真:Bloomberg)

サイバー攻撃のターゲットとなる金融機関が増える中、FXCMもその被害者の一員となってしまった。FXCMは、同社がハッキングを受けた結果、複数の顧客口座から未承認の出金手続きが数件行われたことが確認されたと発表した。この被害額は、その後顧客に返金された。

さらに、顧客情報にアクセスしようとしたハッカーが同社にも接触してきた。FXCMによると、その後同社はFBIに連絡、現在サイバー攻撃を調査中だという。また、同社はサイバーセキュリティ会社にも依頼し、今回の事件の調査と顧客情報保護に協力して取り組んでいる。内部調査でも、今回のサイバー攻撃の規模を分析して影響を受けた顧客を特定し、報告を行った。それと同時に、全顧客に対しても事件について報告し、対策としてパスワードを変更するよう求めた。

ブラウザーの中の「RAT」

今回の事件は、他の銀行や金融機関で発生したケースと類似している。このような攻撃は通常、リモートアクセスTrojan (RATs) ウイルスを利用して実行されることが多い。Trojianを起動すると、ハッカーは標的ユーザーのウェブ上の動向をチェックすることが可能となり、ユーザーが金融機関のウェブサイトに入力した情報を収集する。収集した情報(ユーザー名やパスワードなど)を使用して銀行口座に侵入、トランザクションを実行するのだ。

顧客に対しアンチウイルス・ソフトウェアの使用を推奨する他にも、金融機関らはサイバーセキュリティ口座認識ツールも導入することが考えられる。これらのツールには、顧客のIPアドレスを審査したり、疑わしいログインについて銀行側にアラートを発する機能などが備わっている。さらに、顧客がパスワードを入力するスピードや、エンターをクリックする際にキーボードとマウスのどちらを使用するのかなど、顧客のログイン・パターンを認識するという新テクノロジーもある。





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