フィンテック企業SoFiが10億ドルの資金調達 ソフトバンクらの支援を受け

by Forex Magnates at 1 October, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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新しい形態の学生ローン・サービスとして発足したSoFiは、モーゲージや個人ローンといった他のセクターに貸付けを行うことでマーケットプレイスを拡大してきた。2014年以降黒字化し、これまで自社プラットフォームにおいて40億ドル以上のトランザクションを行ってきた。このSoFiが、このたびまた新たな大記録を達成したことを報告した。フィンテック・セクターで最大規模の資金調達ラウンドをクローズしたのだ。

ソフトバンクがリードする今回の資金調達において、SoFiはシリーズEで10億ドルの資金を集めた。ソフトバンクの他にも、既存の株主ら(Third Point Ventures、Wellington Management Company LLP、Institutional Venture Partners (IVP)、RenRen, Baseline Ventures、 DCM Ventures等)も参加している。SoFiによると、今回の資金調達で「SoFi社の成長が加速し、意識の高い消費者の皆様にとって、既存の銀行よりも魅力的な主要な金融サービスパートナーになる」という。

数十億ドルの評価額

今回資金調達がクローズしたことで、SoFiは評価額数十億ドルと言われる分野に参入する。競合会社には、上場企業のLending Clubなどがいる。株式公開して各種規制による負担を背負う代わりに非公開での資金調達を選択したSoFiは、テクノロジー分野で急成長中のユニコーン企業への仲間入りを果たした。現在この分野の先頭を走っているのは、Uber、 SnapChat、Pinterest、そしてCredit Karma だ。これらの企業も、長い間非公開会社であることを選択してきた。

SoFiと同様に、同分野に属するその他多くの大企業が、新市場に拡大する前にまずニッチ分野―個人ローン又は中小企業など―に重点を置いてきた。このように競争が激化した結果として、新顧客獲得のための買収コストの増加に繋がっている。多くのローン企業が、潜在的な借主を対象にサービス提供している企業やウェブサイトとパートナーシップを締結したがっているのだ。

これに関しての直近の事例としては、先週個人融資デベロッパーのBillGuardがP2P融資会社Prosperに買収されたというニュースがある。この買収には様々なビジネス上の理由があっただろうが、Prosperはとりわけ買収コストの低さについて強調していた。

今回の出資に関連して、そしてSoFiのもつ潜在力について、ソフトバンク・グループのニケシュ・アロラ社長兼COOは次のようにコメントした。「変革に向けての機が熟した巨大産業や地域に対して、ソフトバンクは今後も積極的に投資していきたい。今回の出資により、弊社は世界で最大かつ最も重要な産業である金融サービス・セクターに進出することができた。SoFiはきっとフィンテック産業に改革をもたらすだろう。」

 





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