名古屋の投資セミナー会社「シンフォニー」元社長らを起訴 投資家から100億円以上集め投資詐欺

by Forex Magnates at 22 September, 2015 カテゴリ: 国内総合

Regulation

名古屋地検特捜部は18日、外国為替証拠金(FX)取引を行うという名目で投資セミナー参加者から多額の資金を集め一部を私的に流用し、さらにその所得を隠して所得税も脱税したとして、元会社代表・伊藤正明容疑者(47)ら2名を所得税法違反の罪で起訴した。

 

伊藤容疑者は、名古屋市東区の投資セミナー会社「シンフォニー」の元社長。特捜部によると、2010年頃から投資セミナーを開催し、実績ある運用会社に依頼すると説明してセミナーの参加者らを勧誘した。さらに、知人を勧誘し入会させた会員には、紹介料を支払っていたという。現在は閉鎖されている同社ウェブサイトには、高利回り(年利30%~)の虚偽の実績を記載していた。

 

このようにして、累計で参加者約3000名から総額100億円以上を投資資金に充てるという名目で集めたという。しかしながら、実際にはその資金を運用した形跡がなかったという。逮捕当時、両容疑者の手元に残っていたのは約10億円のみ。集めた資金の約半分は解約した会員に返金していたが、残りの約50億円は行方不明となっている。

 

この事件は、いわゆるポンジ・スキームの条件に該当すると考えられる。有名な詐欺師、チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)の名前を由来とするこのスキームは、代わりに資金を運用するという名目で投資家から資金を集めながらも実際には資金運用を行っていないというものである。通常の水準を大幅に上回る高利回り、会員への紹介料の支払い、毎月支払われる配当金などが特徴。





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