モルガンスタンレー元ブローカーがインサイダー取引を認める 証拠は「食べて」隠滅

by Forex Magnates at 17 September, 2015 カテゴリ: 海外総合

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(グランド・セントラル駅)

非常に奇妙な事件だ。モルガンスタンレーの元株式ブローカーがインサイダー情報を提供した後、共犯者はその証拠を食べて隠滅してしまったという。

元ブローカーのウラジミール・エイデルマン(Vladimir Eydelman)は16日、ニュージャージー州米国地方裁判所マイケル・シップ判事の面前で有価証券詐欺の罪(株式公開買付け詐欺罪及び共謀罪)を認めた。ロイター通信が報じた。

この事件の詳細は、少し珍妙だ。5年以上にわたって被告は、合併やその他企業取引などに関して不正に入手した情報を取引していた。この情報は、ニューヨークの大手法律事務所シンプソン・サッチャー・アンド・バートレット(Simpson Thacher & Bartlett)から盗み出していたものだった。

この情報を得るために、ブルックリンのモーゲージ・ブローカー、フランク・タマヨ被告(Frank Tamayo)はグランド・セントラル駅の時計台前でエイデルマン被告に接触。エイデルマン被告はティッカー・コードを書いた紙ナプキンやポストイットを見せ、その後タマヨ被告がその「証拠」を食べてしまったという。

タマヨ被告はシンプソン・サッチャーの元マネージング・クラークスティーブン・メトロ(Steven Metro)からも内部情報を入手していた可能性があるが、メトロ氏は今回の詐欺事件には共謀していないとして、罪を否認している。検察側の主張では、メトロ氏はマンハッタンのバーやコーヒーショップでタマヨに接触し、シンプソン・サッチャーの顧客に関する情報を提供していたのではないかとしている。

今回の事件は、タマヨ被告が会話の録音を開始した後の昨年に明るみに出た。タマヨ被告は9月に罪を認めている。この件には、エイデルマン被告がタバコの箱に7,000ドルを入れてメトロ氏に提供し、新しい住居の購入・リフォームを援助したという内容も含まれている。

12月21日受ける判決で、エイデルマン被告は最高20年間を刑務所の中で過ごすことになりそうだ。しかしながら、有罪答弁後に減刑される可能性もある。

 





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