アトランタがフィンテック・タスクフォースを設置、「トランザクション横丁」強化へ

by Forex Magnates at 15 September, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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(写真:Bloomberg)

この度新しく「フィンテック・タスクフォース」を設置するジョージア州アトランタは、フィンテック・セクター成長促進に向けて取り組む地方自治体の中でも最大の都市となる。多数の産業の橋渡し役としてフィンテック企業を支援することで、同市における金融とテクノロジーの産業生態系の媒介役となる。

ワールドペイ・ユーエス(Worldpay US)のトニー・カタルファノ社長率いるフィンテック・タスクフォースは、メトロアトランタ商工会議所 (MAC) と米国トランザクション処理連合 (ATPC)が先導役となって設立。MACによると同タスクフォースは、2012年にモバイル産業において設立された類似団体をモデルにしている。現時点でのフィンテック・イニシアティブの目標のひとつには、「フィンテック企業の誘致・育成、及び優秀な人材開発、イノベーション促進」がある。

同イニシアティブにおいては、アトランタ最大のフィンテック・セクターである金融トランザクション産業の強化を重点的に取り組む予定だ。全米の決済サービス産業において優位なポジションにあるアトランタの産業生態系は、「トランザクション横丁(Transaction Alley)」の異名をとる。アトランタの大手決済テクノロジー企業には、フィサーブ(Fiserv)、ファーストデータ(FirstData)、NCR、FIS等がある。

ATPCによると、グローバルの決済処理会社のうち60%以上がアトランタに本社を置いているという。さらに、米国における決済処理の70%がジョージア州経由だという。タスクフォースを設置して地元企業のグローバル進出支援や決済処理の新テクノロジーを打ち出すことで、アトランタは今後も引き続き決済処理業界において優位なポジションを維持する狙いだ。

上記の目標について、ATPCのエグゼクティブ・ディレクター、H・ウエスト・リチャード氏は「ジョージア州の『トランザクション横丁』は世界全体におけるフィンテックの中心地だ。その地位を維持するためにも、今後も引き続き尽力していく。 人材へ投資し、イノベーションへの投資を生み出すというプランを通して、トランザクション横丁はさらに発展し、またこのジョージア州の生命線ともいえる産業を保護することに繋がるだろう。いつの日か、ジョージア州は世界的な金融業界の中心地となり、そしてその時に過去を振り返って、今回のイニシアティブがジョージア州をそのような地位にまで押し上げのだと実感することになると信じている。」と述べた。

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