イノベート・ファイナンスがハートリー・センターと共同でブロックチェーン・ラボ開設へ

by Forex Magnates at 14 September, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

The City London

イノベート・ファイナンス(Innovate Finance)がハートリー・センター(Hartree Centre) と共同でブロックチェーン研究専門の研究所を開設する。金融サービス会社による同技術の採用実現に向けて取り組んでいくことを目的としている。

イノベート・ファイナンスは。ロンドンを拠点とする独立・非営利組織(NPO)で、イギリスにおけるフィンテック発展を促進している。昨年の発足以来、会員数は120にまで増加している。

ラボは、今年10月に開設予定。分散型帳簿技術の新しい用途、例えばアンチ・マネーロンダリング(AML)や顧客確認(KYC)アプリケーションなどへの活用法発見を目指す。この研究により、複数の金融機関全体でテクノロジーが利用可能になるような統一基準が生まれることを期待しているという。

イノベート・ファイナンスのCEO、ローレンス・ウィンターメイヤー氏は次のように述べた。「このラボで金融サービスにおけるブロックチェーンのオープン・スタンダードを開発できれば、この革新的テクノロジーの広範囲での採用促進に向けて一歩近づくことになる。」

ハートリー・センターは、高性能コンピューティング・データ分析研究所。2012年に、イギリス政府とIBMが協同で設立した。

IBMは既に、現在進行中のモノのインターネット(IoT)開発においてブロックチェーン研究に着手済みだ。また、同社は政府支援による デジタル通貨システムにも取り組んでいると報じられている。このシステムにはブロックチェーン技術が取り入れられており、報じられているところでは中央銀行との提携も検討しているという。

フィンテック分野のグローバル・リーダーであるロンドンは、このところブロックチェーン・イノベーション発祥の地となっている。つい最近、イギリスを拠点とするバークレイズがブロックチェーン・ラボを2カ所開設したことを発表した。UBSも今年の初めに, Canary Wharf’s Level39フィンテック・スペースに自社のブロックチェーン・ラボを作ったことを明らかにしており、最近では複数の金融機関間における決済処理のプロトタイプである「ユーティリティ決済コイン」を開発したと報じている。

 





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