ますます加熱するフィンテック市場 富士通や地銀も

by Forex Magnates at 27 August, 2015 カテゴリ: 金融 テクノロジー

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(写真:Bloomberg)

このところ国内外で盛り上がりを見せているフィンテック市場。フィンテック(FinTech)は最先端のIT(情報技術)と金融を融合させた分野で、安全・スピーディー・低コストな電子決済などの技術が代表的。最先端の自社技術を誇るITベンチャーと世界的大手銀行の経営トップをマッチングさせる大規模な交流イベントも世界主要都市で開催されている。

 

海外では既にアップル、グーグル、サムスン電子などがフィンテックを次世代の新たな収益源として自社サービスに取り入れており、日本でも多くのメガバンクや大手IT企業が我先にと参入し始めたことで話題となった。その「フィンテック」ブームは地方銀行にも波及しはじめた。

 

静岡銀行は25日、ITベンチャー企業マネーフォワード(東京都)にSBIホールディングスと共同で約10億円を出資することを発表した。家計簿ソフト会社であるマネーフォワードは、フィンテック分野においても有名な会社だ。スマホの家計簿アプリはユーザー数約220万人。さらに、中小企業向けのクラウド会計ソフトサービスでは40万以上の顧客を抱える。

 

静岡銀行は今回の出資で、県内の既存顧客に対しては従来以上にきめ細かなサービスを提供し、またマネーフォワードを通して県外の顧客開拓もはかる。昨年にもネット証券事業が有名なマネックスグループに資本参加している静岡銀行は事業拡大に積極的で、県内にとどまらず全国的な顧客獲得を目指している。

 

また、富士通も新しくフィンテック事業のコンソーシアム(連合体)を設立、9月3日から活動を開始する。これにより次世代にあった新しい形態の金融サービス創出を目指す。このフィンテック連合体には、みずほフィナンシャルグループなど大手金融機関50社以上、そして日本マイクロソフトなど大手IT企業50社が参加する。

 





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