チャイナクラッシュへの不安から株式市場が世界的に混乱

by Forex Magnates at 24 August, 2015 カテゴリ: 分析

Stock-Market-Illustration

 

(写真:Bloomberg)

新しい世界的な景気後退の局面に入ったことを投資家が懸念していることから、先週多くの株や指標が大きな打撃を受けた。アップルやアマゾンなど、今年最も「ホット」だった企業は株価急落に苦しみ、安定性の国際的な支えとなっている指標S&P 500でさえも大幅に下落した。

株式・CFDブローカーUFXのDennis de Jong(デニス・デ・ジョン)マネージングディレクターが状況を説明した。「金曜日にクローズしたマーケットで起こったことは、グローバルの金融イベントの多くと連動している。念の為再度説明すると、S&P 500が5.8%も大幅に下落したこととダウの調整は、中国の市場減速と原油価格がここ数か月継続的に低下していることにより引き起こされた結果だ。

投資家やトレーダーの大半がインデックスベースのポジションを売却・クローズし、金などの安全資産やボラティリティの低いユーロ/米ドル通貨ペアに流動資金を再移行させていることがわかった。」

見たところでは、投資家らが金やグローバルの準備通貨に押し寄せている背景には全て、中国から流れてくる悪いニュースに対する懸念があるようだ。金曜日に発表された調査によると、中国製造業は2009年の金融危機以来最大の減速を示した。最近実施された人民元の急激な切り下げにより、そしてもしかすると天津で起こった恐ろしい爆発事故の影響もあり、この世界第2位の経済大国は世界経済を巻き込みながら「クラッシュ」 するかもしれない、とアナリストらは懸念している。

中国の他に最も打撃を受けるであろう市場は、新興市場やコモディティ輸出国、そしてアジア経済などの投資ポートフォリオに直接リンクしている市場だろう。欧州のエクイティマーケットもまた調整局面に入っており、米連邦準備理事会が利上げを実施する可能性もかなり低くなったと見られる(たった数週間前までは意向を示していたのだが)。世界中どこにも安全な市場なんてないことは明らかだが、今投資家に残された課題は、どこへ向かうべきかということだ。

「グローバルの市場動向全体を見回してみると、なぜ先週世界最大の指標のいくつかが下落(市場価格で1390億ドル相当)したのかがわかったが、その理由を記載したリストはかなり長いものだ。理由のほんの一部としては、イノベーションの減速、四半期報告書の内容に対する失望、マーケットシェアの下落などがあり、今回なぜ・何が起こったのかを説明している。

もしこのような重大な市場変動に備えた対策をとっておられない場合は、金や主要通貨ペアなどのボラティリティの低い資産にフォーカスすることを強くお勧めする。」とデ・ジョン氏は語った。





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