第2回目となるアジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ2015が開催へ
2014年にアクセンチュアによって香港で設立された「アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ」の第2回目が8月に開催される。最近急成長しており、世界中から注目を集めているフィンテック(金融テクノロジー)に携わるアジア太平洋地域のスタートアップ企業が今年も参加する予定だ。
この先進金融テクノロジーラボは、ニューヨーク、ロンドンでも同じくアクセンチュア主催で既に何度か開催されている。世界中から大手金融機関や新進気鋭のベンチャーが多数集結。シティバンク、バークレイズ、ゴールドマンサックスなど金融業界のトップに君臨する企業と、最先端技術でイノベーションを目指すスタートアップがマッチングする他にはない機会として、参加企業からの評判も上々だった。
参加企業の中には、多額の資金調達に成功した例もある。香港でも、基本的に上記の地域と同じプロセスで進めていく。12週間に及ぶプログラムでは、参加者のスタートアップ企業らは金融機関幹部やテクノロジーラボから様々なアドバイスを受けることができ、また世界的銀行のトップとのコネクションを築きビジネスチャンスに繋げる機会も得られる。大手銀行にとっても、最先端の技術を取り入れ自社事業の新陳代謝をはかり、新しい時代の流れにキャッチアップできるというメリットがある。
アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボにも、これまで中国建設銀行、クレディスイス、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、JPモルガン、モルガンスタンレーなどトップクラスの金融機関が名を連ねてきた。2015年の参加スタートアップ企業は、香港のビットコイン&ブロックチェーンテクノロジー会社Bitspark(ビッツパーク)、イスラエルの投資ポートフォリオ構成・リバランス・モニタリング・ソリューション会社BondIT(ボンドIT)、オーストラリアの安全・スピーディーな決済サービス会社Sparro(スパロ)など7社。
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