13日のドル/円は124円台半ば 人民元切り下げの影響も

by Forex Magnates at 13 August, 2015 カテゴリ: 国内総合

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(写真:Bloomberg)

13日のドル/円は124円台半ばで取引されている。前日よりもややドル高円安。中国の中央銀行である中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を3日連続で引き下げた影響で一度ドルが売られたが、株価上昇もあり午後には値を戻した。中国人民銀行が「人民元が下落し続ける理由はない」と表明し、これ以上の元安誘導は行わない意向を示したこともドルの買戻しを後押しした。

 

株式市場も、人民元切り下げ発表直後は急落したがすぐに落ち着き、午後には大幅に反発し202円高で引けた。前日が327円の大幅安だった反動で買戻しが進んだ。

 

中国は2005年に固定相場制から管理フロート制に移行している。管理フロート制とは、中央銀行が為替レートの基準値と1日あたりの変動幅を管理する変動相場制。人民元はドルに対して1日あたり上下2%しか変動しないよう管理されているが、世界第2位の経済大国である中国が管理フロート制を採用していることに対しては米国など主要先進国からの批判も多い。

 

今回中国が元安誘導政策を実施した背景には、中国の実体経済が急速に悪化していることへの懸念がある。12日に中国国家統計局が発表した各種経済指標は、全体的に悪化。元安政策による輸出増で国内経済を立て直しつつ、金融緩和などの対策も併せて実施していくと見られる。





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