中国の最新の動きの背景に実際には何があるのか?

by Forex Magnates at 13 August, 2015 カテゴリ: 中国ウォッチ

中国人民銀行は8%以上の輸出の一貫した落ち込みを受け、人民元を切り下げた。人民元は米ドルに対して1.9%以上下落し、2005年以来最大の下げとなった。人民元は過去数年にわたって、米ドルに対して非常に強かったことを覚えておかなくてはならない。

人民元を切り下げる必要性の背景には、輸出の一貫した落ち込みがある。切り下げの動機はおおむね中国経済の底上げにある。これは中国製品が海外で、比較的安めの価格で手が届くようになり、輸入製品は価格が高くなるという直接の影響をもたらす。

中国は現在世界第二位の経済規模を持つ。人民元切り下げはデフレーションの輸出につながる可能性があるため、世界経済に大きな影響がある。主要な中央銀行の金利引き上げに関する決定に影響を及ぼす可能性がある。特にFRBはデータを重視しており、現在のインフレ目標はイングランド銀行と同様の2%である。

これまでのところ、中国で下落したのは人民元だけではない。上海総合株価指数は今年150%の記録的上昇の後、7月27日に8.5%の最大の下落を見た。他の主要な市場では機関投資家が多くを占めるが、同指数では85%以上を個人投資家が占める。

しかし市場が直面する最大の課題は、中国政府が一貫して市場介入している事実だ。市場の需給には自由な意志が与えられていない。中国政府は株式市場に介入し、短期売却を禁止した。そして現在、人民元の切り下げという介入を再び行っている。

これはむしろ懸念すべきことだ。我々はまた、中国政府が実際には何を狙っているのか、懸念しなければならない、なぜなら直近のデータによれば中国の金準備高は世界で最も多いからだ。懸念すべきことは何かあるか?時がたてば分かる。





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