クレディスイスが違法なダークプール取引について証券取引委員会と決着に向け協議中

by Forex Magnates at 12 August, 2015 カテゴリ: 海外総合

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(写真:Bloomberg)

クレディスイスグループ(Credit Suisse Group AG)が現在、ダークプールに関する一連の違法行為につき、米監督機関との間で決着に向けた協議を行っていることをウォールストリートジャーナルが伝えた。

ダークプールとは、買主と売主に対し、従来の株式市場取引とは異なり匿名性の高い非公開の株式交換の場を提供することをいう。このような解かりやすい状況下においては違法行為が行われやすい傾向にあり、また違法行為に対する脆弱性も高いため、この行為自体はここ数年多くの監督機関の関心を集めていた。

そのため、この数ヶ月間は規制当局による強制捜査や法的措置が増加している。ダークプール取引関連の不正行為と戦い、最終的には不正行為の抑制を目標としている。米国における株式取引のうち、およそ40%がダークプール経由と予想されている。

現在ニューヨーク州司法長官及び米証券取引委員会と協議継続中のクレディスイスは、概算数千万ドルの記録的罰金が課されて窮地に追い込まれると予想されている。最終合意は、両者間の交渉により決定される予定だが、現時点では明確な日程は明らかになっていない。

このクレディスイスに関する重大事件は、銀行が一部のトレーダーに不公平な利益を提供し、投資家に対してプロセスに関する適切な開示のないまま株式価格を急激に変動させることを禁止する規則に違反しているとして申立てるものだ。

「クロスファインダー(CrossFinder)」提供元のクレディスイスは現時点で、米国最大のダークプールを実行したことになる。米金融取引業規制機構(FIRA)のデータによると、2015年7月20日の週のみでも、同行によるダークプールで4億3000万株以上の売買が成立していた。





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