DAX 、インデックスCFDの影響でGAIN CapitalとFXCM の第2四半期力が減少

by Forex Magnates at 10 August, 2015 カテゴリ: 小売外国為替 | 海外

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話は5月にさかのぼる。GAIN Capitalの第1四半期電話会議中、 グレン・スティーブンスCEOはアナリストから、外国為替商品と比較した場合の CFD(差金決済取引)の収益性に関する質問を受けた。 その質問に対する回答としてスティーブンスCEOは、全体的なCFD取引高は外国為替よりも収益性が高いと予想されるが、 インデックスCFD、とりわけDAXやFTSEのみについて言えば、これらは他よりも競争の激しい市場であるため、あまり楽観的とは言えない状況だと述べた。この意見は終始予言的なものにとどまったが、再び電話会議の中で、スティーブンスCEOはDAXの問題点について語った。

先週木曜日に発表されたGAIN Capital と FXCM 第2四半期財務報告書に関連して、本日(9日)我々は、アナリスト電話会議において判明したいくつかの追加情報を掘り下げていこうと思う。

GAINCapitalの電話会議

DAX、及びその他インデックスCFDの影響額2000万ドル –先週の第2四半期財務諸表では、「複数のインデックス間にまたがる、著しく不利な取引状況」を原因とする損失880万ドルが見出しとして踊った。電話会議後、グレン・スティーブンスCEOは自社インデックスCFDに関するより詳細な情報をいくつか提供してくれた。スティーブンスCEOによると、同四半期はマーケットメイキングにはあまり良い時期ではないという。また、DAXが最大の犯人であると断言したものの、損失2000万ドルのうちどれくらいの割合がDAXによるものなのかについての言及は控えた。

Deutsche Borse 360Tと共にGTX 360Tを買収し、またFastmatchは近々売却される予定だが、スティーブンスCEOはこの電話会議の場を活用して自社のGTX インスティテューショナルFX ECNについて説明した。.スティーブンスCEOは、「弊社の GTXインスティテューショナルECNは競合他社よりも速いスピードで成長しており、直近の複数の取引においては、類似事業の15~20倍という非常に強いEBITDAを記録している。これらひとつひとつを合計してみると、非常に魅力的な価値(バリュー)獲得チャンスになることがおわかりいただけると思う。」 と述べた。

RPMの損益分岐点EBITDA70%台前半 – 電話会議の別の部分で、スティーブンスCEOはCity Indexとその他コストの削減によるシナジー効果で、自社EBITDAの損益分岐点レベルが低下したと述べた。以前、GAIN社はリテール出来高100万ドルあたり収益(RPM)の損益分岐点を80%台半ばと予測していたが、現在予測している将来的な損益分岐点は70%台前半にまで下落した。

FXCM 電話会議

インデックスの問題点 – GAIN Capitalと同じく、FXCMも自社RPMの低下について説明しなければならなかった。同四半期中、FXCM継続事業のリテール収益は第1四半期の60ドルから54ドルに下落。ドリュー・ニヴCEOは、CFDが今回の下落の原因ではあるが、6月の損失計上よりも前の4月、5月にCFDは500~600万ドルの収益をもたらしていたと説明した。.

CFD向けSTP – FXCM が直面しているCFD関連問題の原因は、マーケットメイキングによる損失だ。興味深いニュースだが、ニヴCEOによると、同社はCFD事業向けSTPへの移行プロセス中であるものの、1月のスイス中央銀行(SNB)動向とスイスフランのボラティリティが原因でこのプロセスは遅延しているという。全体的に言えば、STPへの移行によってCFDは1億ドル規模の収益をもたらす事業となる可能性があるとニヴCEOは考えている。

 

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取引高100万ドルあたりのFXCMリテール収益 (出典: FXCM)

為替ディーラー出来高は約25% – FXCMは、STP事業を運用すれば、6月に発生したCFD関連問題と同種のものは避けられると考えているが、外国為替取引においては同社がマーケットメイキングを増加していることを記載しておく必要がある。マーケットメイキングへのシフトはスイスフランによるマイナス残高を反映したものだが、このマイナス残高は為替ディーラーモデルにより部分的に緩和されている。この点に関して、FXCMは為替ディーラーのオーダーフローは同社の6月リテール顧客出来高の10%に達したと述べた。ニヴCEOによればこの取引高のRPMは約90ドルであるため、為替ディーラーフローへより多く移行することが同社にとって重要であるという。将来的に、為替ディーラー出来高は成長すると予想されているが、ニヴ氏によるとリテール出来高全体の25%以上にはならないだろうということだ。

資産売却とLeucadiaに対する債務 – 電話会議において、ニヴ氏は自社がLeucadia Financialに対し8100万ドルを返済したと述べ、自社 Hong Kong事業ユニット の楽天株式会社への売却が監督機関によりファイナライズされれば返済額は1億ドルに到達すると予想している。全体的には、ニヴ氏によればローン全額は今年度末までにはカバーできると見込みだという。ニヴ氏は次回の資産売却の対象と時期についてまでは言及しなかったが、アナリスト向けプレゼンテーションにおいて、同社が保有しているFastmatch の持分35%の売却が「最終段階」にあると説明した。一方、Lucidについては「プロセス進行中」であると述べた。

最後に – GAIN CapitalとFXCM両社共に、6月のCFDマーケットメイキング関連問題に言及したが、IGがこれからどのように実行されるのかが興味深い。このブローカー会社は最近、年次報告書を発表しているものの2015年5月末までの期間を対象とした内容なので、問題の発生した6月については除外されている。

 





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