Mt. Gox(マウント・ゴックス)に対する元利用客の訴訟を東京地裁が棄却 「ビットコインに所有権は認められない」

by Forex Magnates at 7 August, 2015 カテゴリ: 仮想通貨 | 国内

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(写真:Bloomberg)

フランス人社長が先日逮捕されたビットコイン取引所運営会社「Mt. Gox(マウント・ゴックス)」(破産手続き中)の破産管財人を相手取り、元利用客の京都市在住の男性がビットコインの返還を求める訴訟を提起していたが、5日東京地裁は「ビットコインには所有権は認められない」として請求を棄却した。

 

マウント・ゴックス社長のマルク・カルプレス容疑者は、顧客のビットコイン口座残高を不正に操作して容疑者自身の口座残高を増やし、その一部を現金化した疑い。同社は昨年2月、外部からのハッキングにより顧客から預かっていた合計85万BTC(ビットコインの単位)が消失したと発表し、その後経営破たんした。

 

この男性はマウント・ゴックスの口座に約458BTC(昨年6月時点で約3100万円相当)を預けていた。他の元利用客らは、ビットコインの返還ではなく、会社の管理義務違反を理由とする損害賠償請求や、会社財産の分配を求めて破産手続きに債権者として参加したりして損失分の回収を図っている。

 

東京地裁の倉知真寿美裁判長は、「民法上の所有権とは、有体物であり、なおかつ所有者が排他的に支配できるものを対象としている。その点、ビットコインは有体物には該当せず、またビットコイン利用には企業等の第三者が介在する必要があるため排他的な支配とは言えない」と説明した。





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