円相場が一時「クロダ・ライン(1ドル=124円台半ば)」を下回る

by Forex Magnates at 6 August, 2015 カテゴリ: 国内総合

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(写真:Bloomberg)

「クロダ・ライン」とは、日銀の黒田総裁が今年6月10日の国会で、「今以上に実効為替レートが円安に動くとは考えがたい」と発言したことを受けてここ数か月基準ラインとなっている、1ドル=124円台半ばの為替レートのことを言う。

 

この発言は「円安けん制」とされ、円相場は大幅に上昇。以後約2ヶ月間、この「クロダ・ライン」を下回ることは一度もなかった。

 

しかし8月5日、ISMにより7月の非製造業景況指数が発表され、約10年ぶりの高水準でを記録した。この指数は景気転換の重要先行指標であり、今回の結果は米国経済の底堅さを示すものだった。5日のニューヨーク市場では円相場が一時125円台をつけ、本日の東京市場では124円台で取引されている状態。

 

7月29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)は、「利上げには労働指標の改善、及び物価の上昇等が主要な条件」とした。今後発表される米経済指標に円相場も左右される可能性が高いため、市場関係者は慎重になっている。





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