ギリシャ株式市場再開二日目も、国内銀行株が大幅続落

by Forex Magnates at 5 August, 2015 カテゴリ: 海外総合

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(手書きで「停止」と書いてあるギリシャのATM 写真:Bloomberg)

月曜日に5週間ぶりに再開して以来、ギリシャの株式市場では依然大幅下落が続いている。アテネ総合指数は月曜日の16%の大幅下落に比べ、火曜日は2.7%下落とやや落ち着いたが、必死にあえぐギリシャの銀行株は続落した。

ギリシャとその国際的な債権者たちが救済プログラムや債務返済について論争している間閉鎖されていたアテネ証券取引所は、月曜日に取引再開した。取引再開してすぐ、市場は23%近く急落し、最終的に16%の下落で引けた。

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(アテネ総合指数 出典:Yahoo!Finance)

銀行セクターの下落が依然、最も大きかった。二日連続でギリシャの銀行株は約30%下落し、ストップ安圏内に入った。

最も下落率が高かったのはPiraeus Bank (TPEIR.AT)で、二日連続で30%安をつけ、0.196ユーロとなった。National Bank of Greece、Alpha Bank、Eurobank Ergasiasはそれぞれ26.1%、29.7%、29.7%の下落となった。

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(Piraeus Bank株価 出典:Yahoo!Finance)

ギリシャ銀行株の下落は数週間にわたる取引所の閉鎖と、欧州中央銀行からの追加的な緊急流動性支援(ELA)の停止をうけて資本規制が敷かれたことが原因である。経済指標は悪く、投資家は慎重な姿勢をくずしていない。

欧州中央銀行がギリシャの銀行システムに対し、ELA枠を増加させるまで、資本規制は敷かれ続け、ギリシャ市場の混乱は続く見通しだ。

他のセクターは比較的健闘した。エネルギー株と公益事業株は上昇し、Terna Energyは4.2%高、Public Powerは3.8%高となった。運輸株も回復基調にある。Piraeus Portは4.4%高、Aegean Airlinesは2.6%高となった。

 





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